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ご無沙汰しております2009-01-15 Thu 17:39
現在、私は、事情によりラジオを聴く余裕がないため、なかなか更新できません。
録音はしているのですが、それすら聴けない状況です。 小ブログに訪問していただいている方には誠に申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい。 なお、リンクに「テレフォン人生相談掲示板」を追加しましたので、リスナー同士で議論していただけたらと思います。 それでは、皆様お体と心をお大事にして下さい。 |
息子の性的興味を否定する母親2008-10-14 Tue 23:59
回答者:三石由起子 パーソナリティ:児玉清
相談者:48歳女性。(夫51歳、娘17歳、息子13歳) 【相談内容】 息子が夫のパソコンでアダルトサイトを見ていることが分かった。(履歴を調べて自分自身も見たが、それは凄かった)息子には「これは正常な世界ではないから二度と見ないように」と言い聞かせて、今後見ないことを約束させた。その後も、息子が見るといけないのでパソコンを触らせないように監視していた。ところが、自分が家を空けた隙にまた見てしまったようだ。(帰宅すると息子が興奮していたので問い詰めたら白状した)そして、今度はかなりきつく叱った。(その後息子は、自分は立派な人間になりたいからもう見ませんと手紙をくれた)ところが、その三日後に息子が高熱を出して寝込んでしまった。これはアダルトサイトを見たことが悪影響を与えたのではないかと思っている。夫からも息子に言い聞かせるように頼んでいるのだが、聞く耳を持ってくれない。これを見たことが心の傷にならないか、またそれを見ている父親に不信感をもたないか、そして今後の人格形成に悪影響を与えないか、がとても心配だ。母親として息子のために何をしてあげればよいか。 【三石由起子氏の回答】 中学生がそういうもの(性的描写もの)に興味があるのは全く正常です。逆に欲求を我慢して見ないようにしているほうが異常だと思います。見たこと自体は心の傷にはなりませんが、母親に知られたことやそのことを問い詰められたこと自体が心の傷になります。あなたは、見たことが心の傷にならないか人格形成に悪影響を与えないかなどと心配されていますが、全く見当違いです。女の目からは分からないんです。それに息子さんに言ってはいけなかったのは、「あれは正常な世界じゃない」と言ったことです。息子さんは、母親があんなものを見てしまったのか!という思いで母親が穢れて見えてしまうんです。それから、いくらパソコンを使わせないようにしても意味はありません。ますます母親にばれないように巧妙になるはずです。そもそも家の中で話題するようなことではありません。知らん振りして気付かぬ振りをましょう。心配ありません。それでも心配で今までのように規制しようとするなら、息子さんがどうなっても知りません。 【児玉清氏のコメント】 男が思春期に性的興味を持つことは普通だと思います。私にもそういう時期がありました。これは抑えようと思っても抑えられません。それよりも母親にこういうことを言われることが、心にずっと残りますよ。母親がいつまでも息子のことに気を使っていると母と息子が変に密な関係になってしまって、自立心を失わせる恐れがあります。心配しないで見守っていて下さい。 ≪私のコメント≫ 男の私としては、三石氏と児玉氏の意見に同感である。私が子供の頃は、パソコンもインターネットもなかったので、現代のようなアダルトものを見る機会はなかったが、もし当時あったなら間違いなく見ていたであろう。(当時は河原などに落ちているエロ本を見るのが主流だった)そして、いくら親が止めようとも無理だったと思う。それよりも母親に指摘されることは、本当に嫌だ。おそらくこの息子が寝込んだのは、母親に言われたことのショックだろう。(思春期にアダルトものを見れば、興奮して熱を出してもおかしくないが)もし、学校の先生(三石氏も塾の先生ではあるが)が三石氏と同じことを言ったなら、袋叩きにされていただろう。確かに、あまりにも幼少期から性的なものにさらすことはあまり好ましくはないかもしれないが、思春期における自然の性的欲求を抑えることは、その後の人格形成にはかなり悪影響を与えると思われる。とくに母親に性的なものを抑圧された男は、大人になれなくなる。そして、大人の女性とうまく接することができなくなる。こちらの方が、大きな問題だと思うのだが、母親としてはそれでいいのだろうか。この相談者は、息子のためと言っていたが根っこには息子を離したくないという、依存的体質があるような気がする。ここが、一番の問題と言える。児玉氏は、そのことを指摘していた。今日は、三石氏の回答でも良かったが、もっと母親の隠された心情を深く掘り下げた大原氏の回答も聞いてみたかった。今回は親子関係の視点でコメントしたが、決して親が子供にこのようなものを見るように勧めているわけではない。中には本当に悪影響を与えそうなのもあるかもしれない。 |
歩けるのに歩かない人2008-10-10 Fri 16:28
回答者:マドモアゼル愛 パーソナリティ:市川森一
相談者:36歳男性。現在無職。五年前に妻を病気で亡くして現在は独身。子供なし。 【相談内容】 子供の頃からいつも母親のいいなりになって自分のやりたいことをができなかった。大学も行きたくないのに、母親が肩書きだけでも行けと言うので仕方なく大学に行った。そんな自分も親の顔色や世間体を重視するようになり、引き篭もりがちになっってしまった。結局自分の進みたい道には進めなかったが、その後、結婚して本当に楽しかった。しかし、その妻が五年前に病気で亡くなってしまった。それ以来、無気力になり、仕事も長続きせず、現在は働くことができない。(現在は親から小遣いをもらいながら一人暮らしをしている)自分がこのように動けなくなってしまったのは、妻が亡くなったこともあるが、本質的には親のせいであり、親を責める気持ちが拭えない。現在、自分は36歳だが、今から何かをやろうとしても20歳の人間がやるのとは訳が違い、将来設計が立てられない。いったいこれからどのように生きたらよいか。 【マドモアゼル愛氏の回答】 あなたは、いつも自分だけを守るために親のせいにして逃げてきたんです。親から離れたいのなら、そのとき必死で自分の意志を通して家を出ればよかった。でも、あなたはそうしなかった。そして、今度は自分が働けないのは親のせいだと言っている。あなたは、まだ子供であり、甘えと狡さがあるんです。結婚生活が楽しかったと言われましたが、その裏で亡くなった奥さんが自分を犠牲にして子供のようなあなたを支えていたということを想像してみて下さい。あなたの楽しさは奥さんの犠牲の上に成り立っていたんです。あなたは、何か命がけで努力したことはありますか?何か本当に必死で努力した人でなければ、本当に楽しく生きることなどできるはずがありません。あなたは、まだ子供なんです。そんなあなたを支えて愛してくれた亡き奥さんのためにも、これから大人として自立して生きていく責任があります。自分のことを弱いとかダメな人間だという前に、とにかく行動を起こして下さい。(仕事を始めて下さい) 【市川森市氏のコメント】 大人になるということは、誰かのために生きるということではないでしょうか。あなたは、未だに全てを親のせいにしていて子供っぽいみっともない生き方をしています。先のことは自分で考えなさい。言い訳ばかりしているから親離れできないんですよ。 ≪私のコメント≫ 今日の相談者は、加藤諦三の本でも読んだのだろうか?一見、自己分析は出来ているようだったが、そのことを十分に受け入れることが出来ていないようだった。「頭で分かっていても行動ができないのですがどうしたらよいでしょうか?」というのが相談の主旨だったのではないだろうか。したがって、マドモアゼル愛氏は、「行動しなさい」とキッパリ回答している。少なくともこの相談者は、自分の子供時代の母親の影響力が自分のこれまでの人生に多大な影響を与えていることを意識の上では理解しているので、行動することによって自分というものを取り戻す(作り出す)ことは可能だ。悲惨なのは、これを無意識の中に抑圧して、親のせいにもできず(罪悪感によって)、自分で自分が分からない状態で苦しんでいる人だ。このような段階の人であれば、マドモアゼル愛氏は、とにかく行動しろというようなことは言わなかっただろう。マドモアゼル愛氏は、自分で歩けるのに歩こうとせず、他人を批判したり安易に杖を求める相談者には厳しい。ただし、これは氏のやさしさでもある。「自分で努力しなければ、本当の楽しみは味わえない」とは、誰でも頭では分かっているのではないだろうか。とかく、人は自分が楽しむために誰かに何かをしてもらおうと考えがちだが、全てを求めることは不可能であるし、仮にそうなったとしても心から楽しくないはずだ。もし、どちらか一方が精神的に自立していない場合は、どちらかが楽しいとは思っていないのだ。それは、表面的にはわからないから相手も楽しいのだと勘違いしてしまう。一時的なつきあいならその場はやり過ごせるが、長い付き合いになるとそれは苦痛になってくるだろう。この相談者の亡くなった奥さんも、彼が自立することを望んでいるに違いない。 |
失踪した息子の借金2008-10-09 Thu 12:08
回答者:高中正彦 パーソナリティ:加藤諦三
相談者:65歳男性。63歳の妻と二人暮らし。年金生活者 【相談内容】 一年前に息子(38歳)が行方不明になり、その息子が友人(元会社の同僚)に借金(110万)をしていた。息子がいないので、その友人が自分のところへ返済要求にきている。現在、年金生活で全く支払うことができない。どうすればよいか? ※息子は会社に休暇をとり、その後無断欠勤したまま行方不明。警察に捜査願いを出しているが見つかっていない。山の中で息子が乗っていた車が発見され、周囲を探したが見つからなかった。最後に会ったときは何か考え事をしているようで様子が変だった。会社に息子が失踪する前の様子を聞いてみたが、特に変わったことは無かったという。母親は心配でいつも泣いている。 【高中正彦氏の回答】 連帯保証人になっていない限り、支払う必要はありません。息子さんに万一のことがあれば、あなたが相続人として借金も相続しますので返済義務が生じます。相続人放棄すればいいのですが、今ここでそのようなことを申し上げるつもりはありません。まずは、息子さんの身が心配なので、そのことに全力を尽くして下さい。 【加藤諦三のコメント】 やれるだけことをやって、後は天に任せて下さい。 ≪私のコメント≫ 親としては、借金よりも息子の身を案じる方が大きいだろう。しかし、この相談者はあえて息子の借金問題の相談をしてきた。しかも、自分でも支払う義務はないとわかっていながらである。本当は息子のことが心配でどうしようもないのだがどうしたらよいか?ということではないか。この相談者は人に本音をうまく言えないタイプだと推測できる。同じく息子も親に本当のことが言えなくてどうしようもなくなっていたのかもしれない。でも言えなかった。親子が似ているのだ。高中氏は法律上の問題よりも息子のことを心配して万一のことに言及するのは避けていたようだ。万一のこととは、たぶん自殺のことだろう。本当に困ったときに親に相談できる人は幸せだ。親でなければ友人でもいい。しかし、この友人もなぜ110万もの大金を貸したのだろうか?失踪前に本人をかなり追い詰めていたかもしれない。しかし、借りたものを返さなければならないのは当然だ。借りた本人に責任がある。しかし、本人がいないのではどうしようもない。とにかく今は息子を探して無事に現れてくることを待つしかないだろう。「人事を尽くして天命を待つ」である。 ≪加藤諦三の格言≫ 筋違いのお金を少しでも払うと、要求はひどくなります。 |
いじめが見抜けない親と学校2008-10-02 Thu 23:15
回答者:森田浩一郎 パーソナリティ:加藤諦三
相談者:37歳女性。(夫:40歳、長男:10歳、次男:3歳) 【相談内容】 (長男の友人関係について) 学校で子供たちのアンケート調査があり、長男が仲良しグループから無視されたり仲間外れにされていることがわかった。(担任が面談で教えてくれた)そのことを長男に聞くと今はそんなことはないから大丈夫だといっていたが、実は最近またそうなっているようだ。そこで、長男にあなたが友達に何か嫌なことを言ったんじゃないかと訪ねたが心当たりはないという。その仲良しグループの子供の親にそのことを言おうと思っているのだが、その親とも交流があり、夫も子供の喧嘩に親が口を出すべきではないと言われてどうすべきか迷っている。どうしたらよいでしょうか。 【森田浩一郎氏の回答】 そんなに親がナーバスになる必要はないと思う。こんなことは世の中にいくらでもあることです。少し様子を見て、旦那さんとよく話し合って下さい。どうも様子が変であれば学校に言って訴えて下さい。そのとき学校の担任が信用できるかどうかも見極められます。自分の孫もいじめにあっていたが、そのまえに孫がその相手をいじめていたことがわかったんです。 【加藤諦三のコメント】 学校も親も無責任すぎる。あなたは自分がこのことを相手の親に言ってどう思われるかを気にしているだけで、子供のためとは言い訳です。親がそんなことを思っていて、子供が本当のことを言えるでしょうか?とにかく事実を正しく見るようにして下さい。本当のいじめる子は表に出てこないで裏で操っているんです。 ≪私のコメント≫ 今日の加藤諦三は語気が荒くかなり怒っていた。本当のことが言いたくても言えない子供の親に対しては滅法厳しい。それに引き換え森田浩一郎氏は、若干親に同情しながら前世代の話を持ち出してきて少々ミスマッチしていたような気がする。80歳を超えた人には無理もないと言えるが、昔はそうではなかったのだろう。当時はガキ大将が調整役に入っていたそうだ。しかし今の学校でのいじめは大人が想像できないほど陰湿になっているという。私が小学校の頃も確かにいじめはあったが、それは誰が見ても明らかに分かるものであった。だから、何らかの対処のしようもあり、結局いじめている人間は最終的に孤立した。そして、やっぱりいじめることは自分自身に返ってくるのだと皆が学んだのだ。また、いじめの解釈も当時とは異なっているようだ。子供同士の喧嘩はいくらでもあるのだが、それがきっかけで無視することもあるだろう。それを単純にいじめと判断してしまうのも考えものだ。加藤諦三が言おうとしていたのは、表に出てこないいじめ、つまり周囲がいじめと解釈しないいじめを見抜けということだろう。ところが、いじめる側といじめられる側の境界線が曖昧であるとその見極めは不可能に近い。この相談者は、子供に対して誰とでも仲良くできるようになってほしいと言っていたが、そんなことは土台無理である。仮にそうなったとしても、それは自分に嘘をついて仲良くしているだけで、いつか自己崩壊する。平等思想のもとに子供の個性を殺してしまった親や社会の責任は大きい。平等とは個々が自己を確立して対等に向き合える関係のことをいうのだと私は思う。 ところで、ニッポン放送で日曜深夜に子供からの悩み相談番組(子供たちからの切実な訴えにヤンキー先生こと義家弘介氏が一人で受ける番組)がある。今月はいじめ撲滅特集をやるそうだ。以前放送されていた「ドリアン助川の正義のラジオジャンベルジャン」に似たもので、中にはとても放送に耐えないような内容もある。(電話中に家庭内暴力が行われたこともあった)私は時間の都合上なかなか聞けないのだが、裏テレフォン人生相談として聞いている。それは、テレフォン人生相談は主に親が電話をかけてくるものであり、当事者(子供)の声がわからないからだ。この番組を聞くといかに親子または大人と子供にギャップがあるかがわかる。ぜひ、両番組を聞いてみてもらいたい。(義家氏の回答ではなく、子供の訴えを聞くべきである) ≪加藤諦三の格言≫ 誰が本当にいじめているのか。それを間違えないこと。 |







